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沼地 BC 昼



この世界は美しい。


湿地の中でも泥の深い地域を沼地と呼ぶ。
浅く広い湖周辺は水位の変動で冠水する場所が多い。
その為、湖と丘の境界には沈水可能な植物が目立つ。



沼に入ると自重で足が沈んだ。
意外と飛竜種等が嵌って白骨化してるかもしれない。


私は土に還る前に引き上げるとしよう。



沼地の足場は起伏が目立つ。
霧が深いので遠景を確認し難いが
周囲は高い山に囲まれている盆地だ。


ベースキャンプの池沼から湿地と山林の二経路を挟んだ湿原までが狩猟地となる。

 

植物が根付いていない急斜は斜面崩壊の痕跡だろうか。
粘土層上で堆積した泥地が植生に恵まれずに至った末路だ。
山林の経路は急峻な斜面に挟まれた山坂を突っ切る事になる。

 
湿地から迂回すると草ばかりで木が少ない光景が続く。
こちらは山林寄りも比較的生態に恵まれ、しばしば草食竜達の群を確認できる。



生い茂る草の中でも点在する木々は枝先を枯らしている。
葉を豊かに揺らしているのは丘の上に根付いた木々だけだ。
どうも湿地の地下へ根が到達すると植生を阻害する何かがあるらしい。


どちらの経路で湿原へ向かうかはさておき
先ずはベースキャンプ付近の池沼(ちしょう)を撮影しておこう。


クリックで拡大(1120x630)


霧の奥で朧気に揺れる急峻に隔絶された池沼。
陰鬱な空の下で蓮の花々がささやかな色を添える。



続きは、また今度な。



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